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四十路で職を失うもネットで稼げるようになってようやく復活!

貧乏生活を味わったおかげで通販上手になりました。賢いお買い物で節約術を(^。^)

第四章 第33話 19歳のクリスマス

1985年12月

街はすっかりクリスマスモード。
どこからともなく聞こえるクリスマスソング。
ワムのラスト・クリスマス
松任谷由実の恋人がサンタクロース
カップルは楽しそうに腕を組みながら歩いている。

梅田のカフェで友達とコーヒーを飲んでいると、山下達郎のクリスマス・イブが
流れてきた。
やり切れない思いになる。
きっと君は来ない・・・一人きりのクリスマス・イブ・・・
ねーちゃんのいないクリスマス・イブ・・・

クリスマスまでは、まだ日もあるし、大学の講義も少ないから
バイトの時間を増やした。
少しでも気が紛れたらいいから・・・

そして、忙しい日々は1週間、2週間と過ぎていった。

「クリスマス・イブか・・・」
この日は大学の友達とレストランでクリスマスパーティー。
結構な人数で、コンパっぽい感じのパーティーで、ワイワイと
楽しい雰囲気だった。
知らない人もいたけど、それなりに楽しい。
お酒も入っていたしね・・・
だけど、声をかけられたのは女性ばかりだった。
ここでも女性にはモテてたけど、そんな気分にはなれなかったな。
誰もねーちゃんの代わりにはなれないよ・・・

私は途中でこっそりパーティーを抜けて、しばらく一人で街を彷徨っていた。
酔いも冷めたので、終電に間に合うよう帰宅。

翌日のクリスマス。
ケーキ屋のバイトが入っていたので一人でクリスマスを過ごさずに済んだ。
パルナスのクリスマスケーキをお店の外で売っているとカップルらしき人が
ケーキを買って言った。
ねーちゃんの事を思いだして、泣きそうになったけど、こらえた。

何個かケーキが余ったので、バイトに入っていた人は持って帰って食べてと
お店のオーナーに言われた。

帰宅して、家族でクリスマス。
父親は会社からハンバーグとチキンが配られ、私はケーキを持って帰ったので
豪華なクリスマスとなった。

好きな人と一緒に過ごすクリスマスは、ねーちゃんとって思ってたのに・・・
来年は誰かを好きになれるかな・・・
そして、好きな人と過ごせてるかな・・・

夜も更け、自分の部屋に入り、アガサクリスティの小説を読みながら眠りについた。

夢にねーちゃんが出てきて、笑っていたな・・・
夢でも会えることが出来て、嬉しくて嬉しくて涙がこぼれたよ・・・
ありがとう・・・

次回へ続く・・・
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